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フラガール

Hulagirl
75点
公式サイト: http://www.hula-girl.jp/index2.html
試写会場:中野ZEROホール
監督:李相日
出演: 松雪泰子 、豊川悦司 、蒼井優 、山崎静代 、池津祥子
製作国:日本 (2006年)

<ストーリー>
福島県いわき市の炭鉱町に住む炭鉱夫の娘であり採石場で働く早苗(徳永えり)は、ある日フラダンサー募集の張り紙を見つけ、自分の人生を変えたいと思い、親友で高校生の紀美子(蒼井優)を誘ってオーディションに応募する。
オーディション(と言っても説明会)に集まった女性たちが、ヌードダンサーと勘違いしほとんど辞退していく中、早苗や紀美子を始め4人の女性だけがフラダンサーを希望した。
東京からフラダンスの講師として招かれたわけありの平山まどか(松雪泰子)は、当初まるっきりやる気が起きずに相変わらず酒びたりの毎日。
山の生活しか知らない母親(富司純子)にダンサーに応募したことがバレた紀美子は、兄の洋二郎(豊川悦司)の仲裁もかなわず家を飛び出して、ダンス教室で生活する毎日。
そのうち、炭鉱でリストラが本格化し、生活に困った女性達が続々とダンスチームに参加する。
山の生活しか知らない人間と、田舎をバカにする講師の心境は、お互いの信頼感とともに変わって行き、また地域の人々の気持ちもだんだんと変わって行く。
(まだ公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
今までものすごい偏見を抱いていた常磐ハワイアンセンター。
なんであんなクソ寒い東北でハワイなわけ?と小さな頃から、まったく興味を持ったことがなかったが、この映画を観て100%認識が変わりました。
あのハデなパフォーマンスの裏にはこんなドラマがあったんですね。今まで誤解していて、本当に申し訳ないと、心から懺悔するとともに、急にスパリゾートハワイアンズに行きたくなりました。今でも地元ガールのフラダンスショーをやって下さっているのでしょうか?
映画自体は、冒頭のあたりで、あまりにもリアルに再現されたいわき弁のせいか、セリフがほとんどヒアリングできないまま進むため、えーーーーーっってびっくりしちゃいました。
多分、いわき出身の方が聞いてもわからないんじゃないかと思うくらい、ともかく聞き取りづらいんです。
今までテレビや映画に出てくる方言が、実際の方言からかけ離れているのを批難していましたが、やっぱり標準語に近い方言のほうが聞き取りやすいことを実感(っていうか、そこまで聞き取りづらい方言をマスターした役者さん達に拍手!!!)。
松雪泰子が主役ということになっているが、実際の登場時間などを考えると蒼井優ちゃんが主人公と言ってもいい映画です。
『ハチミツとクローバー』で彼女の演技を観たばかりの私は、実は『ハチミツとクローバー』の彼女の役のほうが素っぽくていいなと思いながらも、役者としての演技はこっちのほうがいいのかもしれません。
方言にしてもダンスする表情にしても、あんなに若い役者さんなのにすごいですね。
最近、日本映画ばかり観ているせいか、最近別の映画で観たシズちゃんや、豊悦も、もう一方の映画と比較しちゃいました。
シズちゃんは、やっぱり素っぽい『ラブ・コン』のほうが良くて、豊悦は、こっちの役のほうが良いです。
でも、あんな狭い炭鉱の穴に、背が高くてあんなに格好いい豊悦みたいな男って存在しえるのか?
ほかにも、電車とか服とか、昭和40年にはありえなーーーーいみたいな突込みどころが、オバさん的には満載でしたが、映画の内容がいいってことで目をつむりましょう。
ただ電車が自動ドアって、冬の東北でどうよ?

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