« 愛と死の間(はざま)で | トップページ | 僕の、世界の中心は、君だ »

幻遊伝

Genyuden
85点
原題: 神遊情人 (恋人に思いをはせる)
公式サイト: http://www.kadokawa-herald.co.jp/official/genyuden/
試写会場: 銀座ヤマハホール
監督: チェン・イーウェン
出演: 田中麗奈 、チェン・ボーリン 、大杉漣 、リー・リーチュン
製作国:台湾 (2006年)

<ストーリー>
台湾で漢方薬店を営む日本人の娘・小蝶(シャオディエ:田中麗奈)は、いわゆる今風な女の子。
日本人の友達が日本に帰るたびに、父親(大杉漣)に「なんでウチは日本に帰らないの?」と詰め寄る。父親いわく「お母さんと二人で台湾で漢方薬店を出すのが夢で、ここに住むことに決めたんだし、オマエは台湾生まれだから”日本に帰る”という表現はおかしい」と諭す。
ある日小蝶は、友達と一緒に夜中に時代劇の映画撮影所にかくれんぼをしに忍び込む。
ふとしたことから気を失った小蝶は、なぜか撮影所のセットそのままの昔の時代にタイムスリップしてしまう。
当初、ただの映画の撮影だと誤解していた小蝶は、キョンシーを故郷に連れて帰る途中で悪魔退治をしてお金を稼いでいる百鶴道士(リー・リーチュン)に出会う。
さらに、貧しい村の役人から官金を横領して、村人に分けようとしているハイション(チェン・ボーリン)とアーゴウ(ホン・ティエンシャン)が百鶴道士と同行して、キョンシーになりすまし自分の故郷まで帰ろうとする一行に、小蝶は同行する。
同行するうちに、自分が映画のセットにいるのではなく、タイムスリップしてきたことに気づく小蝶。百鶴道士も小蝶が、別の時代からやって来た人間だと知る。
(まだ公開前のため、ストーリーはここまで)

<感想>
70年代や80年代の、中国歴史ものアクションやキョンシー映画最盛期に、当時まったくそういう映画に興味がなかった私。
で、ここ数年でジェット・リーの影響で、DVDでそうゆう映画が大好きになったにもかかわらず、日本の映画館ではそんなジャンルの映画をどこでも上映しなくなっていました。
で、つまり、今日生まれて初めて、中国時代劇もの+コメディ+アクション映画を大スクリーンで見たわけで、もうそれだけで個人的には大感動してしまいました。
キョンシーは、どんな存在なのか背景がよくわかっているだけに、死人が動いてもまったく驚きませんよー。
主役は一応国籍が日本の田中麗奈ちゃんですが、彼女のフェイスはインターナショナルだし、そうゆうことを意識することもなく、単に中国時代劇的アクション・コメディとして楽しめました。
一緒に行った中国系映画をほとんど見ないという友達も、面白かったと言ってくれたし、かなりこの映画は日本人には合っていると思います。
なのに、なんで上映館がこんなに少ないのかなー。
小さいスクリーンでいいから、各地大手シネコンで上映されてもぜんぜんおかしくないのに。
麗奈ちゃん、アナタが日本を出て中華圏などの映画に出演するのは、まったく正しいので、これからも是非いっぱい出演してくださいねーーーーーって応援したくなっちゃいました。
ちょっとネタバレになっちゃいますが、この映画は小蝶とハイションの恋愛映画として見ると、ラストが切なくて、、、、なんかキュンと来ます。
台湾映画(ドラマを含む)って、私が思うに日本人が心理的に一番共感できるような気がするんですよねー。

|

« 愛と死の間(はざま)で | トップページ | 僕の、世界の中心は、君だ »