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しあわせな孤独

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★★★★☆
日付:2004年10月27日
見た媒体:DVD(レンタル)

監督: スザンネ・ピエール
主演: ソニア・リクター、マッツ・ミケルセン
製作国: デンマーク(2002年)

ストーリー
恋人のヨアヒムからプロポーズされたセシリは幸せの絶頂にいた。
山岳に調査に出かけるヨアヒムに対して、彼の身を案じ「25歳で私を未亡人にするの?」と行くのを止めるように忠告する。「危険なんてどこにでもある。大丈夫、僕は帰ってくるよ」とヨアヒム。
ヨアヒムを駅まで車で送って行き別れを惜しんでキスしているときに、車の外にいたヨアヒムが走ってきた車にはねられた。
下半身不随になったヨアヒムは、献身的なセシリを拒み続ける。
加害者の夫で医師のニルスは、事故を起こしてショックを受けている妻と娘に代わってセシリと対面しセシリを慰める。
寂しさに耐え切れないセシリに求められるまま、ニルスはセシリと恋に落ちてしまう。
娘や妻にそれがバレて、セシリもニルスも家庭を壊さないように嘆願されるが、ニルスは家を出てしまいセシリと暮らし始める。
二人の生活が始まるかと思われたときに、セシリの元にヨアヒムから会いたいというメッセージが入る。
再びヨアヒムにつくす生活を選んだセシリ。ニルスはセシリの元を離れる。
しかし、もう元の関係には戻れないことをお互い知ったヨアヒムとセシリは、納得しながら別れる。
ニルスに、ヨアヒムと別れたことを告げたセシリに向かって「僕たちはこうなる運命だったんだ」とニルスは告げる。

感想
実にヨーロッパらしい、静かでテーマ性のある映画。
事故の加害者も被害者も面と向かって責め合わず、「あれは事故だったんだ」というところなんて、ヨーロッパ人の自己責任に対する気持ちの持ち方を感じさせられて、すごいと思う。
さらに浮気したダンナに向かって、浮気は認めてもそれを家の中に持ち込まないように忠告する妻もすごい。本当に社会が成熟しているのがわかる。
映像に関して言えば、太陽が少ない国だけに全体的に青が強調されている。普通に撮ってもあんなに青いのかなあ。
太陽がサンサンと輝くアジアに生まれた私は、どう見ても赤の世界に生きているんだろうな(<=それゆえ理性よりも先に感情が先に立っちゃうのが Los Asiaticos なのよね)。

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コメント

同感ですね。「クロッシング・ガード」のような復讐劇になるのだと思っていました。
仕返しのために家庭を崩壊させるのだと。
すぐに違うと気づきましたが、このあたりが欧州ですよね。

投稿: ルー | 2004/11/10 08:23

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