« 2004年7月 | トップページ | 2004年9月 »

アモーレス・ペロス

amoresperros.jpg
★★★★☆
日付:2004年8月23日
見た媒体:DVD(レンタル)

監督: アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
主演: エミリオ・エチェヴァリア、ガエル・ガルシア・ベルナル
製作国: メキシコ(1999年)

ストーリー
貧しい家庭に育ったオクタビオは、母と兄、兄嫁、その子供と暮らしている。
暴力的で自分勝手な兄と結婚して苦労している兄嫁にオクタビオは彼らが結婚する前から恋心を抱いていた。
ある日、兄の犬が町で闘犬をかみ殺すという事件が起きる。オクタビオは兄の犬を闘犬場で稼がせて兄嫁と一緒に逃避行することを夢見る。
しかし、ある日その犬が、以前から闘犬場をしきっていた悪玉にピストルで撃たれてしまう。逆上したオクタビオは悪玉を刺してその仲間達から車で町中を追われる。そして、交差点である車と衝突する。
******
テレビやCMでひっぱりダコのスーパーモデルのヴァレリは、ある日テレビで交際宣言した男にとあるマンションに連れて行かれる。実際はその男とは何の関係も無いヴァレリは切れそうになるが、そこには以前から不倫関係にあった恋人が待っていてくれた。恋人は妻と別れて、今日からヴァレリとここで暮らすと言う。喜びいさんだヴァレリは建てつけが悪かった床の一部に穴を開けてしまった。
買い忘れたものを思い出し、車で町に出かけたヴァレリは赤の信号を突っ込んできたオクタビオの車に衝突されてしまった。
美しい足やキャリアなど今までの人生を失いつつあるヴァレリ。一方家族を捨ててヴァレリの元にやってきた恋人にも焦燥の色が。
ヴァレリが退院した日に、飼い犬がかつてヴァレリが開けた床の穴に入って戻って来れなくなった。
床を開けてでも犬を助けるように恋人にせまるヴァレリ。今のヴァレリには犬の生命だけが希望の星だった。
ヴァレリの足が壊疽で切断せざるをえなくなった日、恋人は床を開けて犬を助け出す。
*******
たまたま通りかかった交差点で、事故を目撃したエル・チーヴォ。
彼は政治犯で逮捕されて、実の娘は彼が死んだものとして育てられていた。今は殺し屋として生きているエル・チーヴォはかつて自分を逮捕した刑事から住む場所や殺しの仕事を世話してもらっている。
事故現場でオクタビオのポケットから現金を盗むような人間だが、オクタビオの犬が瀕死状態になっているのを見て、おもわず自分の家に連れ帰って必死に看病する。彼の家にはほかにも沢山のノラ犬らしき犬が暮らしていたのだ。
殺しの依頼を受けて、すでに7日経ってあと2日以内に殺すことを約束するエル・チーヴォ。
ある日彼が家に帰ると、自分が救ったオクタビオの犬が、他の犬たちを全部かみ殺していた。悲しみにふけるエル・チーヴォ。
殺しのターゲットを家に拉致し、殺しの依頼人も家に呼び寄せて二人きりにしてその家を後にするエル・チーヴォ。殺しの報酬を自分の娘のベッドに置いて、電話メッセージに伝言を吹き込むが「Te amo」の一言を言う前にメッセージのテープは終わってしまう。。。。。。

感想
2001年グアテマラで同じファミリアにステイしていたタカヤ君お勧めの映画。
ずーっと見たいと思っていたけど、やっと見ることができた。
見てみて、もっと早く見るべきだったと実感したすばらしい作品。
全体的にはオムニバス形式になっているところが、ウォン・カーウェイ風だけど、社会がより混沌としている分メキシコのほうが刺激的。
音楽も確かにいいー。タカヤ君はこの映画のCDを買って毎日ファミリアで聞いてたの。
そのとき聞いたときは、イマイチ好きになれなかったけど、今聞くとメキシカンが歌う歌が妙に心にズーーーンとくる。
私も成長したのかな?
ともかく、ペドロ・アルモドバルやウォン・カーウェイの映画が好きな人にはお勧め。
他にも『セックスと嘘とビデオテープ』が好きな人にも合うかも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

英雄(HERO)加長版

hero1.JPG
★★★☆☆
日付:2004年8月8日
見た媒体:DVD(中国版・購入)

監督: チャン・イーモウ
主演: ジェット・リー/トニー・レオン/マギー・チェン
製作国: 中国(2002年)

ストーリー
後に始皇帝と呼ばれることになる王のもとに、無名と名乗る男がやってきた。
彼は、王の刺客を倒したので、王から賞金などを受け取るためにやってきたのだ。
王から、どうやって3人の刺客を殺すことができたのか、話を始める。

感想
去年劇場公開されて、大ヒットしたので、ストーリーは省略。
今回のこの加長版は、日本の劇場公開版より10分長いディレクターズカット版。
劇場公開とどこが違うか、はっきり認識できたのは、以下の点。

1. 湖上で、残剣(トニー・レオン)と無名(ジェット・リー)が戦うシーン:上の写真を含めて、結構長く対戦していて、特に水の中から撮ったシーンが多々あり。
2. 書を書く残剣を矢から守ろうと、如月(チャン・ツィーイー)がまず矢と戦う:映画では、飛雪(マギー・チェン)と無名しか矢をはらっていなかったが、実際は待女の如月から矢をふり払いだす。
3. 無名が王の暗殺に向かうところを止めようと、如月が自殺をはかる:王のところに行くのを止める残剣が「天下」という書を砂に書いて立ち去ったあと、如月が残剣は道理にかなったことを言っていると無名を説得する。それでも説得に応じない無名の前で如月は持っていた2本の剣で自殺しようとする。
hero3.jpg

そのほかも本当に細かい部分では、「あれ、こんな場面あったっけ?」って思う部分が多々あるが、2つ並べて比べていないので、わかりません。
hero2.jpg
 <=これもそう?

ジェット・リーファンやトニー・レオンファンじゃないかぎり、わざわざ買ってみるまでのことはないけど、一応こんなのもありまっせってことで、、、。
購入先はいつものyesasia

| | コメント (0) | トラックバック (1)

シュリ

shuri.jpg
★★★★☆
日付:2004年8月3日
見た媒体:DVD(レンタル)

監督: カン・ジェギュ
主演: ハン・ソッキュ/キム・ユンジン/チェ・ミンシク/ソン・ガンホ
製作国: 韓国(1999年)

ストーリー
舞台はソウル。
情報部員のユ・ジュンウォンは、アクアショップを経営する恋人イ・ミョンヒョンとの結婚を間近に控え、幸せいっぱいだった。
ワールドカップを前に、韓国情報部員の前に、次々と起こる事件。
事件の鍵を握るのは、北朝鮮の謎の工作員イ・バンヒという女性だった。
ジュンウォンの捜査の行く先々で先回りして、重要人物が殺されて行く。しかし、ジュンウォン自身も射程圏内にいるにもかかわらず、まったく狙われていないことから、彼の相棒イ・ジャンギルがジュンウォンに疑いをかける。
自分自身の身も危なくなった、ジュンウォンは、イ・バンヒを尾行して、意外な場所にたどり着く。
南北朝鮮のサッカーの試合が始まった。韓国が開発した液体爆弾CTXを韓国側から盗み出した、北朝鮮のテロリストが競技場にいる、南北首脳暗殺を企む。
彼らに一人挑むジュンウォン。テロリストを全員射殺した後、彼の前に立ちはだかったのは、イ・バンヒことミョンヒョンだった。

感想
さすが、韓国本国だけでなく、日本でも空前のヒットを飛ばしただけあって、いい作品。
何がすごいって、脚本がいい!「殺人の追憶」でも感じたが、韓国の秀作は圧倒的に脚本がいいのだ。
韓国映画以外で、脚本がいいと感じたことは今まで無かった。
ストーリーだけでなく、話の展開の仕方に息を飲まされるし、どんどん話に引きずり込まれて行くのが、すごい。
ただ、韓国映画全般に言えるが、残念ながら出演者が魅力的じゃないのよね。
ヒーローの顔もイマイチだし、ヒロインはどこから見ても整形美人だし。
このストーリーと展開で、トニー・レオンばりのいい男(イーキン・チェンやレオン・ライでもいいかも)と、マギー・チャンばりの演技派+美人女性が演じたら映画の質が100倍アップすること間違いなしなのに、、、、。
それにしても、タイトルの『シュリ』だけど、ハングルを見たらシュリじゃなくて、「スィリ」じゃないですかー。日本語の母音の少なさが悲しい。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

金玉満堂 決戦!炎の料理人

kingyoku.jpg
★★☆☆☆
日付:2004年8月1日
見た媒体:DVD(レンタル)

監督: ツイ・ハーク
主演: レスリー・チャン 、アニタ・ユン、熊欣欣
製作国: 香港(1995年)

ストーリー
高利貸しのヤクザから足を洗いたいサンは、料理人になることを決意する。
ボウの紹介で老舗の「満漢楼」を紹介されるが、失敗ばかり。満漢楼の支配人の娘ガーウェイはサンに思いをよせるようになるが、サンの理想の人は山口百恵のような純粋そうな女性だった。
香港のレストランを支配下にしようと企むウォン・インは、不当な要求とともに満漢楼の支配人に料理決戦を挑んできた。
しかし心臓が悪い支配人のオウは倒れてしまい、娘のガーウェイがなんとか満漢楼を守ろうとサンとともに奮闘する。
感想
ツイ・ハークの作品だけに、娯楽性たっぷりだが、ストーリーにひねりがない。
個人的にワンチャイ・シリーズに出ている熊欣さんに会えたのが嬉しかった。
でも彼は悪役なのね。プラス方世玉で、ジェット・リーと戦った役人のジャウ・ウェンジュオも出ているため、熊欣さんとの本格的対決が見られるか!と期待したが、テーマから外れるせいか対決はほんのちょっとだけ。
全般的に超美しいレスリーを見られるのがいいところかな。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

さらば、わが愛/覇王別姫

haoubetuhime.jpg
★★★☆☆
日付:2004年7月31日
見た媒体:DVD(レンタル)

監督: チェン・カイコー
主演: レスリー・チャン 、チャン・フォンイー 、コン・リー 、グォ・ヨウ
製作国: 香港(1993年)

ストーリー
小豆の母親は京劇が大好きで、自分の子供を京劇学校に入れようとするが、小豆は指が6本あるため断られる。母は学校の外でその指を切り落とし、小豆を学校に預ける。
辛い修行の毎日。そんな中でも兄弟子の石頭・段小樓とともに初舞台を踏む。
一躍スターとなった小豆は、演劇界の重鎮や、中国に侵略した日本軍の軍人に目をかけられ、激動の中を生きていく。
一方段小樓もスターの名を思いのままにし、娼館の売れっ子・菊仙と結婚する。
段小樓に思いを寄せる小豆は、菊仙と反目し合うが、人民軍や文化大革命の中を助け合って生き延びる。
しかし、段小樓は人民裁判の場で自分が生き延びるために、小豆と菊仙を裏切る証言をする。
傷ついた菊仙はその夜自殺を図る。
やがてまた京劇を演じることができる世の中になる。
再び舞台に立つ、段小樓と小豆。劇のストーリーと同様、小豆も刀で自らの命を絶つ。

感想
人々の考え方が、時代によってどう移り変わって行ったか、京劇という伝統芸能を通してわかる映画。
レスリーは、実際歌っていないと思われるのが、ちょっと残念。
女形をやっているときより、素顔のレスリーのほうが、色っぽいと感じるのは私だけ?
それから冒頭にしか出てこない、レスリーの子供時代の役をやっている男の子が、超美しい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ショコラ

chocolat.jpg
★★★☆☆
日付:2004年7月31日
見た媒体:DVD(レンタル)

監督: ラッセ・ハルストレム
主演: ジュリエット・ビノシュ、ジョニー・デップ
製作国: アメリカ(2000年)

ストーリー
厳格なレノ伯爵が村長を務める、フランスの小さな町にある日赤いマントを来た母子がやってきた。
彼女の名はビエンヌ。北風とともに世界中の町にチョコラテリーを開いて旅をしている。
マヤの血を引く彼女は、神秘的な超能力で村人の好みのチョコを当てて、村中の人を虜にしていく。
一方信心深い村長は、よそ者で礼拝にも参加しないビエンヌが気に食わない。
ある日、川に乗って船とともにジプシー達がやってきた。よそ者をボイコットする町の中で、ビエンヌだけは彼らを店に入れる。
ビエンヌの店の家主の誕生パーティを開いた夜、ビエンヌはジプシーの若者ルーと恋に落ちる。
しかし、船は何者かの手によって焼かれてしまい、パーティで幸せな夜を過ごした家主も死んでしまい、ビエンヌは北風とともに、村を去る決心をする。
また旅に出るのをイヤがる娘の手ひ引き、店を去ろうとしたとき、厨房から音が聞こえてくる。
最初はビエンヌをよそ者として嫌っていた村人達がビエンヌと一緒に店を切り盛りしてきたジョセフィーヌとともにチョコレートを作っていたのだ。
母子の旅はここで終わりを告げる。

感想
大ヒットした映画なので、アメリカ映画なのは知っていたが、舞台がフランスという設定がどうも私には????というカンジ。
確かに主人公のジュリエット・ビノシュは有名なフランス女優だけど、映画の中じゃペラペラの英語でしゃべっているし。。。。
ビエンヌはチョコの力で、村の人々を明るく、幸せに変えていくというストーリーだか、その幸せにしていく過程もアメリほど意図的+画期的じゃない。
同じ映画をフランス人が作ったらもっと、おしゃれな映画になったのかな?
どうでもいいけど、ちょい役のジョニー・デップは格好いい。フランス映画には不似合いだけど、ジョニー超素敵!!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2004年7月 | トップページ | 2004年9月 »