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黒馬王子

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★★★☆☆
日付:2004年6月5日
媒体:DVD(日本語字幕付き)

監督:バリー・ウォン
主演:アンディ・ラウ、ミッシェル・リー、ニック・チョン
製作国:香港 (1999年)

ストーリー
いわゆるチンピラのような生活を送っているホア(アンディ・ラウ)は、町の中でもその評価が分かれる。
ある人はハンサムだと言い、ある人は浮気でいい加減なやつだと言う。
ホアは貧しいながらも実母、友人のブドウ、下宿人の牧師、心臓発作を持つ犬と楽しく暮らしている。
ホアの彼女は女優を目指しているが、ホアの母は彼女が大嫌い。台湾で歌手になると言ってホアを振って行った。
ブドウの彼女サラはモデルをしているが、浮気もののブドウに愛想をつかして別れてしまった。
サラの新しい仕事は、上海の大富豪のCM出演。CM撮影中に父親と一緒に香港に来ていた大富豪の娘アイスと意気投合する。アイスが上海に来た目的は、父と昔別れた母が香港にいて彼女を探すことだった。
父に内緒でホテルを抜け出したアイスは、撮影所にサラに会いに来ていたホアと街で偶然出くわし、そのまま彼の家に居候する。
ホアの母親はアイスが大富豪とすぐに感づき、かつアイスの母親マニーと知り合いだったこともあり、彼女に何かと優しくする。
アイスは生まれて初めて知る自由で人間らしい生活の中でホアの人柄に段々惹かれていった。
一方、アイスの誘拐を企てる一味がいて、彼らはホアを誘拐犯にし立て、ホアが警察に捕まっている間にアイスを誘拐してしまう。
疑いが晴れてアイスを助けようとしたホアだが、アイスは交通事故で肝臓が破裂し移植が必要になる。アイスに肝臓を提供するホア。
アイスとホアの恋の行方は?

感想
これも広東語のクラスメートから借りたDVD。
これを見て気がついた。アンディ・ラウは出演作品の選択が実にうまい。
同じバリー・ウォンの作品なのに、なぜにこうもジェット・リーのものと違うのか?
ジェットが出演したバリー・ウォンの作品では、これほどまでにジェットが格好よくえがかれていなかった。
『ラストヒーロー・イン・チャイナ』しかり、『カンフー・カルト・マスター』しかり、『ハイリスク』しかり、、、。
でもこれは監督のせいではなくて、ひょっとして作品を選択する俳優の側に問題があるのでは?と今日初めて気づいた。
というのは、私はいままでそんなに沢山アンディ・ラウの作品を見たことが無いが、これはひどい!!と思う映画を見たことが無いからだ。
今から思えば初アンディだった『ファイターズ・ブルース』も、夜中になんとなく目が覚めて見出した映画なのに、最後までずーっと見てて内容を全部覚えているし、その後見た『インファナル・アフェア』、『欲望の翼』や『痩身男女』など、例えくだらないギャグ映画だとしても彼の出演する映画はどれもちゃんとしたテーマがあって、それをしっかり映画にしている作品なのだ。

ここまで書くまでもなく、実は私が好きになる俳優や女優は出演映画選びが下手な人ばかりなのは以前から気がついていた。
一番最初にのめりこんだナスターシャ・キンスキー。最近異常にのめりこんだジェット・リー。二人とも素質はすごくいいし、出だしも好調だったのに、作品に恵まれないとよく言われる。
でもそれは作品に恵まれないのではなくて、万人受けする作品と彼らが作りたい映画がかけ離れているという意味でもある。

かつ、私は万人が好む映画からかけ離れた映画に出演する俳優さん達を好む傾向にあるというのが、一番悲しい部分であろう。


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