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ヒロイック・デュオ

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★★★☆☆
公式ホームページhttps://www.happinet-p.co.jp/title/duo/
日付:2004年6月22日
映画館:キネカ大森
劇場:キネ1

監督: ベニー・チャン
主演: レオン・ライ 、イーキン・チェン、フランシス・ン 、カリーナ・ラム 、シュー・ジンレイ
製作国: 香港 (2003年)

ストーリー
リー刑事の同僚が、署内の機密文書を持ち出した上に放火した。
彼は催眠術をかけられたという。また自分は犯罪者だという言葉を残して自殺した。
催眠術ということばをキーにリー刑事は犯人にめぼしをつける。目をつけたのは、現在殺人で服役中のライだった。
彼に捜査協力を依頼するが、リー自身もライの催眠術の被害にあい犯罪者として警官に追われる身に。
催眠術にかかる前にライが残した言葉を頼りにライが脅迫されていることをつきとめ、黒幕である催眠術師ミンを追いかける。
ライは妻が犯した犯罪の罪をかぶり服役し、今は人質として捕らわれの身になっている妻を助けようとアウに協力していたのだ。
妻の命を助けるために、最後の仕事を請け負う。

感想
香港映画としてはちょっと暗い。
最後に主人公が死んじゃうなんて、香港映画らしくない。
『インファナル・アフェア(無間道)』と比較されているが、正直無間道のほうが緊張感やどんでん返しがすごくておもしろい。
映画よりも上映館であるキネカ大森には大拍手!
入場者プレゼントとして、全員にヒロイック・デュオ特性クリアファイルを配ってくれるし、グッズ売り場も香港直輸入っぽいイーキンとレオングッズでいっぱい。
VCDは500円、DVDは1000円という格安の値段で売っているし、いろんな雑誌も満載。
本当にキネカ大森は香港映画ファンにはなくてはならない映画館だなー。

それにしてもブレンダ役の女の子がさとう玉緒に見えてしまうのは私だけでしょうか。

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海猿

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★★★★☆
公式ホームページhttp://www.umizaru.jp/
日付:2004年6月20日
映画館:チネチッタ川崎
劇場:シネ・グランデ

監督: 羽住英一郎
主演: 伊藤英明 、加藤あい 、海東健 、香里奈 、伊藤淳史
製作国: 日本 (2004年)

ストーリー
海上保安庁の人命救助隊員として潜水士を目指す仙崎ら14名の若者達は、今日から50日間の特訓のために訓練所に入所してきた。
ダイブ・マスターの資格を持つ仙崎のバディは、体力的にも冷静な判断力も劣る工藤。
工藤が足を引っ張り、ことあるごとに罰としての腕立て伏せやトイレ掃除などをやらされるはめになる仙崎。
しかし工藤は他の仲間達と違い、漁師である父と兄になにかあったときに自分が救助したいからという理由で潜水士に志願してきたのだ。
最初は工藤のことを煙たがっていた仙崎だが、次第に精神的にも良きバディとして認めるようになっていた。
一方男ばかりの寮から外出許可をもらいハメをはずす訓練生達。この季節にこの町にやってくる彼らは地元民からは「海猿」と呼ばれていた。
工藤のミスで病院に運ばれた仙崎に付き添っていた工藤は、そこで看護婦のエリカに一目ぼれ。
工藤とエリカの恋を応援するために、仲間達が企んで海水浴場にエリカとその友達の環菜を連れ出しダイビングを楽しむ。エリカと二人きりになれた工藤だったが、目の前で人がおぼれて助けを呼んでいるのを見ておもわず助けに飛び込んだ。
しかし、工藤は救助しようとした人もろとも帰らぬ人となってしまった。
そのことにショックを受け精神的に水が怖くなってしまいミスを繰り返す仙崎。
一度は潜水士をあきらめようとするが、教官らの暖かい目に囲まれて再び潜水士を目指すことを決意する。
最後の実習のときに、仙崎のライバルだった三島とバディを組んで無事課題をこなすが、突然急な潮流がやってきて、二人は流されてしまい三島は水深40mのところで足を岩にはさまれて動けなくなる。バディなど信用していない三島に対して、必死で彼を助けようとするが残圧がゼロになり、仙崎は三島と一緒にそこに留まることを決意する。
がその瞬間仙崎の目に彼らを救助にやってきた仲間達の姿が見えた。

感想
期待しないで見に行ったが、結構おもしろかった。
特にダイバーには突っ込みどころ満載の絶対お勧めの映画。
いろいろ突っ込みたくなったが、一番???と思ったのが、海洋実習に行く途中で他の仲間達はまだ水着でお尻なんかを出しておちゃらけているのに、なぜか仙崎と三島だけが、すでにウェットも着てタンクまで背負っちゃうところだ。
オイオイ、今からそんなことしてたら、現場に着く前に暑くて脱水症になっちゃうだろうと言いたくなった。
皆さんもポイントにつく前にあせって全部準備しないで、ポイントに着いてから落ち着いて行動しましょうね。

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深呼吸の必要

shinkokyu.jpg
★★★★☆
公式ホームページhttp://shinkokyu.jp/pc/
日付:2004年6月10日
映画館:チネチッタ川崎
劇場:シネ1

監督: 篠原哲雄
主演: 香里奈 、谷原章介 、成宮寛貴 、金子さやか 、久遠さやか
製作国: 日本 (2004年)

ストーリー
沖縄の離島に「きび刈り隊」に応募したひなみ始め5人の若者がやってくる。
彼らを取り仕切るのは、きび刈り隊参加7年目の豊。3月31日までの35日間で7万本のさとうきびを刈らなくてはいけない。
なにかとイバってみんなを取り仕切る豊のことを煙たがって、大輔と悦子は逃げ出そうとするが、やはりここが居心地がいいのか帰ってくる。
その他、島出身で東京で働くさやかが帰ってきて、彼らに合流する。
ある日嵐の中で、畑を見に行った豊が事故を起こし、医療所に連れて行くが医者が不在だ。
チーム最年長の池永が処置をして豊は無事危険から脱出する。
しかし、ただでさえ遅れ気味なのに、豊なしで期限までに間に合うのか。
参加依頼一言も口をきかなかった高校生のまさみは、朝早く床を抜け出してみんなより早く畑に向かいきびを刈る。
翌日から、朝はいままでより早く、夜もライトを照らしての突貫作業に、一丸となって取り組む若者たち。
きび収穫の担当者が、きび畑の持ち主平良に言う。
「今年は当たり年だね」
最初は、みんなバラバラで心に傷を負っていたが、達成感とともに終わる。
また次の年も新しい「きび刈り隊」の若者がやってきて、いつもどおりの風景が続く。

感想
いわゆる癒し系の映画。
風景がめちゃくちゃきれいということは無いし、若者の心の傷も推測可能なありがちなもの。
この映画のいいところは、まったくおしつけがましいところが無いところ。
普通、心に傷を負った人間が孤島にやってきて、人とぶつかるとお説教や絶叫やケンカはつきものだ。
でも、この映画では、心の傷をさらけだしても、それをあーだこーだと理屈をこねる人もいなければ、それを否定する人もいない。
ただ、みんな自然治癒していくのだ。
日本映画らしい、低予算で作られた映画に違いないが、映画って壮大なスペクタクルじゃなくて、TPOで見る人に感動を伝えられる道具なんだな、ということがわかる。
主人公の女の子、すごく可愛くて◎。

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きれいなお母さん

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★★☆☆☆
日付:2004年6月9日
媒体:レンタルDVD

監督:スン・ジョウ
主演:コン・リー、カオ・シン
製作国:中国(1999年)

ストーリー
耳の不自由な息子・鄭大の母リーインは、息子を聾学校ではなく通常の学校に通わせたいために、息子に試験を受けさせていたが、今年は落ちてしまった。
鄭大の父とは離婚し、女手ひとつで鄭大を育て言葉を教えていたのだった。
勤め先から、昇進の辞令を受けるがそうすると鄭大と一緒にいる時間が減ってしまうため、会社を辞めて、いろいろ仕事を探す。
鄭大は他の子供たちから、耳のことをからかわれてケンカしているうちに片方の補聴器を壊してしまった。片方といえども5000元もするため別れた夫に相談するが、彼も現在の妻との生活を維持するだけでやっとだった。
新聞配達と家政婦の仕事をかけもちして懸命に働くリーイン。
ある日家政婦としての雇い主がリーインに乱暴しようとして、すんでのところを彼女は逃げてくる。その際せしめたお金で、ようやく新しい補聴器を買うことができたが、リーインの心はズタズタだ。
別れた夫も交通事故で無くなり、他に頼る人もいない中、リーインは鄭大と二人で寄り添って生きていくのだった。

感想
タイトルは「きれいなお母さん」だが、どちらかというと「たくましいお母さん」と言ったカンジ。
渡る世間は鬼ばかりみたいな内容だが、中国はまだまだ日本と違って情が厚いんだなー。

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エージェント・コーディ

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★★☆☆☆
公式ホームページhttp://www.movie-eye.com/agentcody/
日付:2004年6月9日
映画館:キネカ大森
劇場:シネ3

監督: ハラルド・ズワルト
主演: フランキー・ムニッズ 、ヒラリー・ダフ 、アンジー・ハーモン 、キース・デヴィッド 、シンシア・スティーヴンソン
製作国: アメリカ (2003年)

ストーリー
コーディは、公立のハイスクールに通うごく普通の家庭に育った15歳の男の子。
実はCIAのジュニア諜報員(エージェント)として訓練を受け優秀な成績で卒業した経歴の持ち主。しかし女の子の前では、あがってしまって口がきけなくなってしまう超シャイな面もある。
そんな彼の元にCIAのエージェントとして初の仕事がやってくる。それは、ナノボットの研究をしているコナーズ博士の娘に近づいて、彼の家に潜入し研究内容を探ることだった。
その娘とは、スノッビーな私立学校の中でも抜群の人気を誇る高嶺の花・ナタリー。
調教師・ロニカや他の協力もあり、なんとかナタリーの誕生パーティに招待され、コナーズ博士の屋敷に潜入しナノボットの秘密を入手した。
しかし、ナタリーへの私情をはさみすぎたため、任務を解任されてしまう。
そんな中、コナーズ博士を利用しようとする悪人にナタリーが誘拐されてしまい、コーディはCIAの力を借りずに一人で彼女を助けに向かう。

感想
筋書きが読めてしまうが、まあご機嫌なアメリカン ハッピー ムービーと言ったところ。
実はこの映画を観に行った理由も、映画自体に興味があったのではなくて、キネカ大森に一回でいいから行ってみたかったから。
シネ3はたったの40席で、こじんまりしててまるで我が家で映画を観ているかのような気分にさせてくれる。
しかも座席もゆったりしていて、改装されたばかりできれいだし、言うことなし。

これで、内容的にも最高の映画がみれるとサイコーなんですが、、、、。

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アメリ

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★★☆☆☆
日付:2004年6月8日
媒体:レンタルDVD

監督:ジャン=ピエール・ジュネ
主演:オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ
製作国:フランス(2001年)

ストーリー
小さい頃から学校に通わず、友達がいなかったアメリは空想家でシャイな性格。
気難しい父親の元から独立して、カフェで働いている。
アパルトマンの自分の部屋に隠してあった40年前の宝物を本人に届けたり、同じカフェの同僚と客を恋に陥らせたり、近所のいじわるな八百屋のオヤジをいじめたりと、周りの人々を幸せにしていく。
パリの地下鉄で会ったスピード写真収集家のニノに一目ぼれするが、自分のこととなるとからきしダメなアメリ。
ニノの落し物、スピード写真のアルバムをニノに届けるのも直接会わずに手の込んだ演出をする。
アメリに関心を持つニノはアメリの働くカフェに来るがアメリはアルバムの届けぬしが自分であることを認めない。
同じアパルトマンに住む骨がガラスのようにもろいおじいさんの後押しで、アメリはニノを捕まえる決心をする。

感想
久々のレンタルDVD。一世風靡した映画だけあって、シャイなアメリは日本人受けしそう。
半分ファンタジー、半分現実みたいなところが夢見る女の子に受けたんだろうな。
夢見ることを忘れてしまったオバさんには、心にひびくほどではなかったけど、フランス映画のわりにほのぼのしているところがいいかも。

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黒馬王子

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★★★☆☆
日付:2004年6月5日
媒体:DVD(日本語字幕付き)

監督:バリー・ウォン
主演:アンディ・ラウ、ミッシェル・リー、ニック・チョン
製作国:香港 (1999年)

ストーリー
いわゆるチンピラのような生活を送っているホア(アンディ・ラウ)は、町の中でもその評価が分かれる。
ある人はハンサムだと言い、ある人は浮気でいい加減なやつだと言う。
ホアは貧しいながらも実母、友人のブドウ、下宿人の牧師、心臓発作を持つ犬と楽しく暮らしている。
ホアの彼女は女優を目指しているが、ホアの母は彼女が大嫌い。台湾で歌手になると言ってホアを振って行った。
ブドウの彼女サラはモデルをしているが、浮気もののブドウに愛想をつかして別れてしまった。
サラの新しい仕事は、上海の大富豪のCM出演。CM撮影中に父親と一緒に香港に来ていた大富豪の娘アイスと意気投合する。アイスが上海に来た目的は、父と昔別れた母が香港にいて彼女を探すことだった。
父に内緒でホテルを抜け出したアイスは、撮影所にサラに会いに来ていたホアと街で偶然出くわし、そのまま彼の家に居候する。
ホアの母親はアイスが大富豪とすぐに感づき、かつアイスの母親マニーと知り合いだったこともあり、彼女に何かと優しくする。
アイスは生まれて初めて知る自由で人間らしい生活の中でホアの人柄に段々惹かれていった。
一方、アイスの誘拐を企てる一味がいて、彼らはホアを誘拐犯にし立て、ホアが警察に捕まっている間にアイスを誘拐してしまう。
疑いが晴れてアイスを助けようとしたホアだが、アイスは交通事故で肝臓が破裂し移植が必要になる。アイスに肝臓を提供するホア。
アイスとホアの恋の行方は?

感想
これも広東語のクラスメートから借りたDVD。
これを見て気がついた。アンディ・ラウは出演作品の選択が実にうまい。
同じバリー・ウォンの作品なのに、なぜにこうもジェット・リーのものと違うのか?
ジェットが出演したバリー・ウォンの作品では、これほどまでにジェットが格好よくえがかれていなかった。
『ラストヒーロー・イン・チャイナ』しかり、『カンフー・カルト・マスター』しかり、『ハイリスク』しかり、、、。
でもこれは監督のせいではなくて、ひょっとして作品を選択する俳優の側に問題があるのでは?と今日初めて気づいた。
というのは、私はいままでそんなに沢山アンディ・ラウの作品を見たことが無いが、これはひどい!!と思う映画を見たことが無いからだ。
今から思えば初アンディだった『ファイターズ・ブルース』も、夜中になんとなく目が覚めて見出した映画なのに、最後までずーっと見てて内容を全部覚えているし、その後見た『インファナル・アフェア』、『欲望の翼』や『痩身男女』など、例えくだらないギャグ映画だとしても彼の出演する映画はどれもちゃんとしたテーマがあって、それをしっかり映画にしている作品なのだ。

ここまで書くまでもなく、実は私が好きになる俳優や女優は出演映画選びが下手な人ばかりなのは以前から気がついていた。
一番最初にのめりこんだナスターシャ・キンスキー。最近異常にのめりこんだジェット・リー。二人とも素質はすごくいいし、出だしも好調だったのに、作品に恵まれないとよく言われる。
でもそれは作品に恵まれないのではなくて、万人受けする作品と彼らが作りたい映画がかけ離れているという意味でもある。

かつ、私は万人が好む映画からかけ離れた映画に出演する俳優さん達を好む傾向にあるというのが、一番悲しい部分であろう。


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暗戦(デッドエンド)

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★★★★☆
日付:2004年6月4日
媒体:DVD(日本語音声+字幕付き)

監督:ジョニー・トウ
主演:アンディ・ラウ、ラウ・チンワン
製作国:香港 (1999年)

ストーリー
ホー刑事(ラウ・チンワン)は腕利きの刑事。銀行に立てこもった強盗の交渉人として強盗と話をつけ事件を解決する。
事件を人ごみから見つめる男がいた。
男の名はピーター(アンディ・ラウ)。末期がんで余命いくばくもないが、病院で処方された痛み止めを4週間分だけでいいと言って残りを返した。
ピーターは、金融会社に押し入って支配人を人質に立てこもり、交渉人にホー刑事を指名する。
ホー刑事に強盗の目的を聞かれて72時間のゲームを楽しもうというピーター。
ホー刑事は屋上でピーターを追い詰めるが、いつも彼の邪魔をする上司のせいであと一歩のところで取り逃がした。
人質の支配人を傷つけるどころか、彼のポケットに大金を詰め込んで消えた。
ピーターが何者が調べている最中に、ほー刑事のところに一つのスクリューが送られてくる。
それを手がかりに、ホー刑事はピーターが事件を起こした金融会社に夜中に忍び込み、ピーターがたどった痕跡をたどる。
排気管をつたって行くと、真下に数人の男と高価なダイヤモンドが見える。その瞬間、ホー刑事の真上の排気管が爆発し、ホー刑事は侵入者として男たちに追われる。爆発させた犯人はゲームを楽しむピーターだった。
ピーターはある男がダイヤモンドを受け取りに来るのの先回りをして、彼らからダイヤを奪う。
奪って逃走するピーターをホー刑事が追うが、逆に男たちの追っての盾にされてしまう。
一緒に逃げるため、一旦協力し合った二人だが、警察に出頭させようとするホー刑事に、ピーターは車ごと壁に衝突して、その場から逃げる。
衝突した車に残っていた末期ガン患者用の薬を見て、ピーターの病気を知るホー刑事。ホー刑事の上司はガンをわずらっているのがホー刑事だと勘違いして、手のひらを返したようにホーに対してやさしくなる。
いつものコーヒーショップで、ピーターの計画を聞かされたホー刑事はピーターと協力して、最後の24時間をともにする約束をする。
ピーターの真の目的は金でもダイヤでもなく、父を裏切った男を復讐することだった。
ダイヤの受け渡しのためにボーリング場に、男たちと警官達が一同に集った。
ダイヤが男の手に渡った瞬間に逮捕するという計画だ。
ホー刑事はピーターの使いとして、女装してやってきたピーターとともに男達に本物のダイヤを渡そうとするが、ピーターはこっちが本物だと言って男達をまどわす。本物と称するバッグの中にはボーリング玉が入っていて、男は怒り出すが、それを床に叩き落すと、中から無数のダイヤが出てきて、これを合図に警官が一斉に男達を逮捕する。
ドサクサにまぎれて、お金もダイヤも持ち逃げしたピーター。
しかし、ホー刑事は彼を追ってきた。
警察に行こうというホー刑事に、車の中にしかけた爆弾をみせて、「死ぬのは怖くないが、刑務所の中で死ぬのはイヤだ」と言いながら血を吐くピーター。
爆弾のタイマーが残り10秒となったところで、ホーは車を止めて自分は降りる。
タイマーが0になったところで、ピーター一人を乗せた車にエンジンがかかり再び動き出す。
しかし、ホー刑事はもう彼を追わなかった。
数日後、新聞にホーが2000万ドルを寄付した記事が出る。
ホー刑事がバスに乗ると後ろに座る女性の胸にあのダイヤが光っていた。
「彼氏からもらったの?」「ニセモノよ。もう長い間彼とは会ってないわ」「いつかまた会えるかもしれないよ」

感想
インファナル・アフェアを彷彿させるどんでん返しの繰り返しで、見ててずーっと飽きない。
テンポもいいし、香港映画もこうゆう映画を作っていると絶対世界的にヒットするのに。
ただ疑問なのは、なぜにアンディ・ラウが主演なの?
どう見てもホー刑事役の俳優さんのほうが主役級だったけど。

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スキャンダル

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日付:2004年6月2日
映画館:チネチッタ川崎

監督: イ・ジョエン
主演:ペ・ヨンジュン 、イ・ミスク 、チョン・ドヨン 、イ・ソヨン
製作国: 韓国 (2003年)

ストーリー
18世紀末の朝鮮王朝の両班(ヤンバン)世界の物語。
高級両班の妻・チョ婦人は世継ぎがいないため、夫のもとに16歳の側室がやって来ることを知る。
一方チョ婦人のいとこで、世間でも有名なプレイボーイであるチョン・ウォンにとってチョ婦人は初恋の人。前妻を亡くしてからは、女遊びにほうけてはその情事の内容を絵に書いて領主として優雅に暮らしている。
チョ夫人が夫への復讐のために新しい側室であるソオクをチョン・ウォンに誘惑させ、夫の代わりに妊娠させるように依頼する。
しかしチョン・ウォンは16歳の少女など誘惑するのは容易過ぎるため、結婚前に夫を亡くし、その後9年間も処女のまま貞操を保っているヒヨンを落としたいと言う。
彼がヒヨンを落としたら、チョ夫人は代わりに褒美を与え、彼が落とせない場合はチョン・ウォンが仏門に入る約束をする。
側近達を使いヒヨンの行動を探らせたチョン・ウォンはヒヨンが天主教(キリスト教の一種)に傾倒していることを知り、教会に寄付して彼女に近づく。
故郷の島で疫病が流行って、叔母のところに身を寄せているヒヨンにあらゆる手を使って近づこうとするチョン・ウォン。
しかし、ヒヨンのガードは固く、なかなか落とせない。
一方、チョン・ウォンがソオクを誘惑することを拒んだため、チョ夫人は別の手立てをたくらんでいた。友人の息子で完了を目指している若者とヒヨンを故意に会わせ恋に落とし入れるのだ。
無事二人は恋に落ち、恋文を交わすのだが、そうこうするうちに若者はチョ夫人の愛人に、ソオクはチョン・ウォンの遊び相手になってしまう。
一方、疫病が蔓延する島に帰ってしまったヒヨンを追いかけ島に渡ったチョン・ウォン。あと一息で彼女が落ちると踏んだ彼は彼女の家の近くの寺に一泊して彼女が来るのを待つ。予定とおりやって来た彼女を人目につかない場所に誘い、キスするとヒヨンは崩れ落ちてしまう。ふるえる彼女を見て、今までにない思いを感じるチョン・ウォン。
彼はそれ以上に事を進めずに彼女の元を去る。その彼の行為に胸を打たれたヒヨンはチョン・ウォンに恋してしまったことを悟る。
次にチョン・ウォンが島に来たときに、とうとう二人は結ばれる。
お互い今までに知らなかった愛の存在を楽しみ、あっという間に10日間が過ぎ、ソウルに戻るチョン・ウォン。
彼を待ち受けていたのは、ヒヨンを真面目に愛してしまったチョン・ウォンに対する嫉妬心から、政府に手を回して天主教徒を一掃しようとするチョ夫人だった。
ヒヨンの身を守るため、ヒヨンに冷たい別れの言葉を継げるチョン・ウォン。
その後ヒヨンへの思いが絶てないまま、時を過ごしていたチョン・ウォンはヒヨンに恋心を抱いていたヒヨンの義弟に刺されて命を落とす。
チョン・ウォンの気持ちが書かれた手紙を読んだヒヨンも、凍てついた湖に身を投げ死ぬ。
一方、これまでの悪事がバレたチョ夫人は、政府の追っ手から逃れるため異国の地に向かう船の上にいた。
その手には、かつてチョン・ウォンから送られた花があった。

感想
★★★☆☆

思ったほど悪くない。
朝鮮貴族の世界が非常にきれいに描かれているし、歴史物として見るとかなり勉強になるいい映画。
ただ、今年見た韓国映画『殺人の追憶』を比べると見劣りするのはいなめない。『純愛中毒』よりはぜんぜんいいけどね。
両班の世界でも、日本の浮世絵みたいのが尊ばれていたこととか、貞操観念の強さとか、日本に通じるものがあるので西洋の歴史物に比べると、理解するのにほとんど苦しまない。
やっぱり文化が近いってすごい。

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レディー・キラーズ

ladykillers.jpg
日付:2004年6月2日
映画館:新宿ジョイシネマ1

監督: イーサン・コーエン 、ジョエル・コーエン
主演:トム・ハンクス 、イルマ・P・ホール 、ライアン・ハースト 、J・K・シモンズ 、ツィ・マー
製作国: アメリカ (2004年)

ストーリー
舞台はミシシッピー州のとある田舎町。
信心深い黒人女性の家に、部屋を貸してほしいという自称大学教授がやってくる。
彼はクラッシク音楽の練習をするため、地下室を使わせて欲しいと申し出る。
彼の目的は、音楽の練習ではなくて近くのカジノの金庫に眠る大金だった。
新聞広告の募集を見て、一緒に金庫強盗を目指す男たちが集まった。
軍隊経験者、爆弾に詳しい男、カジノで清掃員をしているもの、アメフトのチームを首になった力だけ強い男。
彼らはそれぞれ自分の役目を果たし、地下室からカジノまでの穴を掘り続ける。
無事お金は盗み出したが、穴を埋めるはずの爆弾の音に家主が気づき、とうとう彼らの犯罪がバレてしまう。
見られたからには家主を殺そう、ということになるが、家主を殺すどころか次々に自分たちが死んで行く。
最後に残った大学教授も、事故で死んでしまう。
一方、自分が説得したおかげで犯罪者がお金を残して出て行ったと、勝手に判断した家主の女性は、律儀にも保安官にそのことを伝えに行く。
お金をカジノに戻そうとする家主に対して、保安官は「お金は取っておけ」という。
以前から毎月5ドルづつ寄付を続けている大学に、彼女は全額寄付することを思いつき喜びいさんで家に戻るのだった。

感想
★★☆☆☆

家主の女性役の人の英語が黒人訛りなのかどうかわからないが、ともかく言っていることが97%くらい聞き取れない。あれって英語????
トム・ハンクスの映画を映画館で見るなんて、多分1985年にアメリカで観た『The Man With One Red Shoes』以来。
彼はしばらくコメディ映画に出演しておらず久々だったらしいが、昔の彼は画面に出ているだけでもおかしくなっちゃうくらいの完全なコメディアンだったのに、今はその風貌は無い。
ストーリーも結局犯罪者が全員死んじゃうっていうのは、最後に勝つのは正義ということなのか?


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