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ロスト・イン・トランスレーション

Lost_in.jpg
公式サイト:http://www.lit-movie.com/
アメリカのサイト(数倍おもしろい)http://www.lost-in-translation.com/home.html
日付:2004年5月13日
映画館:チネチッタ
劇場:CINE5

監督:ソフィア・コッポラ
主演:ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソン
製作国:アメリカ (2003年)

ストーリー
サントリーのCM撮影のために日本にやってきたボブ。
町の看板の文字から、撮影中のスタッフの言葉まで、何一つわからず困惑して疲れ果ててしまう。
同じホテルに滞在しているシャーロットは、フォトグラファーの主人が仕事で日本にやってくるのに、一緒について来たのだが、ダンナが仕事中は一人ぼっちで異国の地で寂しさを感じている。
寂しさを紛らわすために、毎晩バーに通うボブ。そこでシャーロットと出会う。
異国の地で、とまどっている二人は、実生活でも結婚生活にギクシャクしたものを感じていて、共通の悩みを持つ二人はお互いに惹かれていく。
でも互いにパートナーがいるため、一緒のベッドで眠ってしまっても何もしない二人。
とうとうボブが帰国する日になった。
スタッフに囲まれて、別れの挨拶をしているボブのところに、シャーロットがやって来るが、やっぱり何もできないで別れてしまう二人だが、、、。

感想
★★★☆☆

淡々とした映画のようで、心に響く映画。
多分、好き嫌いや、感情移入できる、できないは個人の生活や経験によって全く違ってくると思う。
一人で外国に旅行したり、出張したことのある人なら、誰しもシャーロットやボブのような気持ちになったのではないだろうか。
彼らは言葉(translation)に迷子(lost)になっているのではなく、実は自分たちの生活や人生そのものに迷子になっている。
異国の地に来たから寂しいのではなく、もともと寂しいのに気づいただけ。

映画の途中で、段々まるで自分が映画の中にいるかのような気分になってきた。
特にカラオケ屋で、ボブ扮するビル・マーレイが、Roxy Music の曲を歌いだした頃はまるで一緒にカラオケ・ボックスにいるかの気分。
さらに続けてシャーロットが、The Pretenders の "Brass In Pocket"を歌っているときは、自分が歌っている気分。

ベッドの上で、人生や結婚生活の先輩であるボブに結婚について聞く場面でも、まるで自分がそこにいて、ボブと話しているかのような錯覚にとらわれるほどだった。

映画が面白いかどうかは別にして、感情移入度では今年No.1。
『マシューのベスト・ヒットTV』がテレビのまんまの形で出てくるセンスの良さは、ソフィアの感性なのか。

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コメント

初めまして、先日コメント頂いた者です。
私もココログを始めたばかりで、要領がわからず全く使いこなせていません。せっかくコメント頂いたのにも気付かずにいました。すみませんでした。
こちらはキチンとした映画のページで素晴らしいですね!!
あのようなところにお越し下さって、ありがとうございました。

さて。
この映画は、私にとっても今年のナンバーワンになりそうです。
「日本人をバカにしている!」という批評があるとのことでしたが、そういう面があることを認める一方で「それがおもしろさなのに~」と、残念に思う気持ちが大きいです。
何を感じるにしても、多くの日本人&世界の人に見て欲しいと思ってます。

ちなみにサントラも買いました。輸入版なので、ボブ・マーレー版ポスターと同じ写真がジャケットになっていました。

投稿: suu | 2004/05/25 01:57

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